全国高等学校野球選手権南北海道大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんみなみほっかいどうたいかい)は、北海道で開催されている大会。優勝校は全国高等学校野球選手権大会に出場できる。
概要
南北海道地区内を以下の支部ごとに区分し、さらに支部内を複数のブロックに振り分けたうえで、各ブロックごとに支部予選を行う。この支部予選を勝ち抜いたブロック代表校で南北海道大会を行う。
- 札幌(9枠)
- 小樽(1枠)
- 函館(3枠)
- 室蘭(3枠)
使用する球場
南北海道大会は1977年から2022年まで札幌市円山球場で固定されていた。支部予選の会場は各支部とも原則として持ち回りとなっているが、ほぼ固定化されている。
2023年は、北海道日本ハムファイターズが北広島市に同年春に開業するエスコンフィールドHOKKAIDOを無償提供し、北北海道大会と合わせて同球場で準決勝と決勝の6試合が行われた。
南北海道大会で使用する球場
支部予選で使用する球場
- 札幌:札幌市円山球場・札幌市麻生球場など
- 小樽:小樽市桜ヶ丘球場など
- 函館:函館市オーシャンスタジアムなど
- 室蘭:苫小牧市とましんスタジアムなど
大会結果
※参加校数は日本高野連の発表に基づき連合チームを1校としてカウント
統計
- 南空知(2006年まで)は北北海道に移動。
- 日本高野連の発表に基づき、複数校による連合チームは、1チームとして集計。
- 審判員の審判服は、第81回大会から現行スタイル(球審は第80回大会までアウトサイドプロテクター)。第97回大会からスラックスが、チャコールグレーに変更。
放送
テレビ
- NHK総合テレビジョンが南北海道大会準決勝と決勝戦のみ全道放送で生中継している。2021年は決勝のみ中継。
- 民放では北海道テレビ放送(HTB)が南北海道大会決勝戦のみ生中継している。2019年から「バーチャル高校野球」では準決勝も配信する。
- CATVニューメディア函館センター(NCV)では、支部予選を全試合生中継(2010年まで放送エリア内の学校のみ、2012年よりハイビジョン制作)している。2022年は「バーチャル高校野球」でも配信。
- J:COMチャンネル札幌で、2018年から南北海道大会1回戦・準々決勝、全12試合を放送、HTBのアナウンサーも実況を担当している 。2015年は麻生球場で開催される支部予選を全試合生中継していた。
- 苫小牧ケーブルテレビでは、支部予選を全試合生中継(2015年まで苫小牧市内7校の試合のみ全て生中継)している。
ラジオ
- NHKラジオ第1放送が準決勝・決勝を生中継(2020年から、2021年は中継無し)。2013年まで支部予選も各局ローカルで代表決定戦のみ生中継していた。2019年まで南北海道大会は1回戦から全試合生中継(原則として札幌放送局・函館放送局・室蘭放送局のローカル放送だが、北北海道大会と日程が重ならない場合は全道放送となる)。準決勝と決勝は原則全道放送。日程や編成上の都合から、一部FM放送で生中継する場合もある。
- FMおたるが支部予選代表決定戦を2009年から生中継している。
- エフエムとよひらが円山球場で開催される札幌支部予選の代表決定戦を生中継している。
脚注
関連項目
- 秋季北海道高等学校野球大会
- 春季北海道高等学校野球大会
- 全国高等学校野球選手権北北海道大会
- 明治神宮野球大会 高校の部 (北海道勢)
- 選抜高等学校野球大会 (北海道勢)
- 全国高等学校野球選手権大会 (北海道勢)
外部リンク
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