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水戸黄門 (第31-38部)


水戸黄門 (第31-38部)


本項では、TBSにおいて放送された日本の時代劇『水戸黄門』(みとこうもん)のうち、里見浩太朗が主演で放送していたシリーズ中、2002年から2008年にかけてパナソニック ドラマシアターに枠名改称前のナショナル劇場枠で放送された第31部から第38部までの各部について記述する。

出演者

各部の概要

放送日はTBSおよび同時ネット局を基準とし、レギュラー・準レギュラーの経験があるゲストは太字で表記する。

出演者の芸名は現在の芸名で記載しているため、出演時と異なる場合がある。

第31部

水戸黄門 第31部』(みとこうもん だい31ぶ)は2002年10月14日から2003年3月24日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全22話(通算982回)。

ストーリー

幕府の財政改革の手がかりを探すため、一行は天下の金が集まる大坂を目指し旅立つ。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:岸本祐二
  • 渥美格之進:山田純大
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • (加賀屋)八重:岩崎加根子
  • 風の鬼若:照英
  • アキ:斉藤晶
準レギュラー
  • 山野辺兵庫:丹波哲郎(第1話、第11話、第22話)
  • 山野辺多江:藤田むつみ(第11話、第22話)
  • 鳴神の夜叉王丸:山口馬木也(第22話)
  • 荻原重秀:石田登星(第1話、第11話、第22話)
  • 徳川綱吉:堤大二郎(第1話、第22話)
  • 柳沢吉保:橋爪淳(第1話、第10話、第12話、第22話)

スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:加地隆雄、逸見勉
  • 企画:中尾幸男(チーフプロデューサー)
  • 脚本:宮川一郎(第1話、第3話、第5話、第9話、第11話、第19話、第21話、第22話)、大西信行(第12話、第13話、第18話)、岡本さとる(第2話、第4話、第7話、第8話、第15話、第19話、第20話、第22話)、吉本昌弘(第6話、第16話)、藤井邦夫(第10話、第14話、第17話)
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 編集:河合和子
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、進藤盛延、藤田知久
  • 監督:金鐘守(第5話~第6話、第11話、第13話、第17話~第18話、第22話)、矢田清巳(第1話~第2話、第8話~第9話、第19話~第20話)、髙倉祐二(第15話、第16話)、井上泰治(第3話~第4話、第7話、第10話、第12話、第14話、第21話)

行程

解説

  • 光圀役は里見浩太朗になる。風の鬼若(照英)、アキ(斉藤晶)、八重(岩崎加根子)がレギュラーに加わる。また、鳴神の夜叉王丸(山口馬木也)、山野辺兵庫(丹波哲郎)が準レギュラーになる。
  • 助三郎役の岸本祐二、格之進役の山田純大の最終シリーズである。
  • 第18話には里見の息子である佐野圭亮がゲスト出演している。
  • タイトルがそれまでの三葉葵のアップと縦書きのキャスト・スタッフに戻ったが、CG作成に変わった。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2016年4月22日からTBSチャンネル1にて、CS初の再放送が開始された。

BS-TBSでの再放送

  • 2020年11月27日から2021年1月5日、2022年7月13日から8月29日までそれぞれ放送された。

第32部

水戸黄門 第32部』(みとこうもん だい32ぶ)は2003年7月28日から2003年12月8日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全17話(通算999回)。

ストーリー

加賀藩の世継ぎ問題を解決するため、一行は金沢へ旅立つ。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:原田龍二
  • 渥美格之進:合田雅吏
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • (加賀屋)八重:岩崎加根子(第1話~第8話、第17話)
  • 風の鬼若:照英
  • アキ:斉藤晶
準レギュラー
  • 山野辺兵庫:丹波哲郎(第1話、第17話)
  • 鳴神の夜叉王丸:山口馬木也(第1話、第4話、第8話)
  • 徳川綱吉:堤大二郎(第1話、第17話)

スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:加地隆雄、逸見勉
  • 企画:中尾幸男(チーフプロデューサー)
  • 脚本:宮川一郎(第1話、第8話、第11話)、岡本さとる(第2話、第4話、第8話、第9話、第12話、第15話、第16話)、大西信行(第3話、第6話、第13話)、櫻井康裕(第14話、第17話)、藤井邦夫(第5話、第7話、第10話)、鈴木則文(第15話)
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 編集:河合和子
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、藤田知久、進藤盛延
  • 監督:金鐘守(第4話、第6話、第8話、第14話~第15話)、矢田清巳(第1話~第2話、第4話、第7話、第9話、第12話~第13話、第16話~第17話)、井上泰治(第3話、第5話、第10話~第11話)

行程

解説

  • 助三郎役は原田龍二、格之進役は合田雅吏になる。第28部までの様に助三郎が軟物的、格之進が堅物的になった。
  • 第31部までの通算放送回数から通算放送回数を999回に合わせる為、今シリーズは話数が17回となった。
  • 第3話に原田の弟である本宮泰風がゲスト出演している。また、子役として三浦春馬が、モブシーンにレイザーラモンがゲスト出演している。
  • 第11話にレーシングドライバーの片山右京がゲスト出演している。
  • 第32部のポスターから松下電器・松下電工の表示が廃止された。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2016年10月27日より、CS初として、TBSチャンネル1で放送開始。

1000回記念スペシャル

水戸黄門 1000回記念スペシャル』(みとこうもん 1000かいきねんすぺしゃる)は2003年12月15日に放映された3時間スペシャル時代劇。製作はC.A.L(通算1000回)。立ち寄り先は水戸 → 江戸 → 箱根 → 大井川 → 浜名湖 → 岡崎 → 桑名 → 京 → 島原 → 伏見 → 徳島 → 鹿児島


ストーリー

江戸で旗本と町衆の喧嘩を調停した光圀は、薩摩藩の不正を糾明するため旅立つ。

キャスト


  • 脚本:宮川一郎、岡本さとる
  • 監修:山内鉄也
  • 音楽:木下忠司
  • 主題歌
    • 作詞:山上路夫
    • 作曲:木下忠司
    • 唄:橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦(3コーラスの三人斉唱版)

スタッフ

解説

  • 放送1000回を記念して、水戸黄門史上初となる3時間スペシャルで放送。高橋元太郎を初めとする歴代のレギュラーが総出演し、またかつて助役と格役を演じた俳優も別の重要な役でゲスト出演した。
  • また、当時の悪役ゲスト常連組の川合伸旺、内田勝正、中田浩二も登場した。なお、川合はこの1000回スペシャルが最後の出演となった。
  • 本作から、SDビデオ撮影からHD撮影システムである「VARICAM」に変更され、以後のシリーズはハイビジョン仕様で撮影される。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2016年11月27日にCS初として、TBSチャンネル1で放送。

BS-TBSでの再放送

  • 2019年3月9日、2020年3月15日、2024年1月1日に放送された。

外部リンク

  • 水戸黄門 1000回記念3時間スペシャル - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇
  • 水戸黄門3時間スペシャル - BS-TBS
  • 水戸黄門 1000回記念3時間スペシャル - TBSチャンネル
  • テレビ50周年特別企画 水戸黄門 1000回記念3時間スペシャル - 映像制作 株式会社C.A.L(シー・エー・エル)

第33部

水戸黄門 第33部』(みとこうもん だい33ぶ)は2004年4月12日から2004年9月20日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全22話(通算1022回)。

ストーリー

幕府転覆を企む西海屋の野望を阻止するため、一行は鳥取へ旅立つ。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:原田龍二
  • 渥美格之進:合田雅吏
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • (加賀屋)八重:岩崎加根子(第1話、第19話~第22話)
  • よろず屋の千太:三波豊和
  • 風の鬼若:照英
  • アキ:斉藤晶
準レギュラー
  • 山野辺兵庫:丹波哲郎(第1話、第22話)
  • 山野辺多江:藤田むつみ(第1話)
  • 鳴神の夜叉王丸:山口馬木也(第1話、第6話、第22話)
  • 徳川綱吉:堤大二郎(第1話、第22話)
  • 柳沢吉保:橋爪淳(第22話)
  • 市兵衛:大河内浩(第1話、第6話、第15話)
  • 西海屋甚左衛門:中山仁(第1話、第15話)

スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:加地隆雄、逸見勉
  • 企画:中尾幸男(チーフプロデューサー)
  • 脚本:岡本さとる(第1話、第6話、第7話、第9話、第11話、第15話、第18話、第19話、第22話)、宮川一郎(第3話、第5話、第12話、第18話)、櫻井康裕(第4話、第10話、第13話、第17話)、藤井邦夫(第2話、第8話、第14話、第21話)、横山一真(第16話、第20話)
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 音楽:木下忠司
  • 編集:河合和子
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、藤田知久、進藤盛延
  • 監督:金鐘守(第1話、第3話、第6話、第8話、第13話、第14話、第19話、第20話)、矢田清巳(第2話、第4話、第9話、第10話、第15話、第16話)、井上泰治(第5話、第7話、第11話、第12話、第17話、第18話、第22話)、上杉尚祺(第21話)

行程

解説

  • よろず屋の千太(三波豊和)がレギュラーに加わる。うっかり八兵衛(高橋元太郎)以来の男性コメディーリリーフとなる。
  • 第5話に斉藤の姉である斉藤千晃がゲスト出演している。
  • 放送1000回を記念して、主題歌を原田と合田が歌った。助三郎・格之進役の俳優が主題歌を担当するのは第28部以来。この収録のものは第33部のみに使用された。2人とも第34部の収録時のものより、重々しく歌っている。
  • 第21部から編集・河合勝巳の後を継いだ夫人・河合和子の最終シリーズである(担当回数390回)。
  • 第33部の放送直前の2004年4月1日、第1部から第27部まで30年に渡って演じた初代風車の弥七役の中谷一郎が咽頭がんで逝去した。
  • 第33部のポスターから「チャンネル・ロック、TBS」のキャッチフレーズが入るようになった。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2016年11月22日からCS初として、TBSチャンネル1で放送開始。ただし、最終話のみ、前後編に分けての放送となる。BS-TBSにおいては、単発のスペシャル番組として、そのままでの再放送が不定期に行われている。
  • TBSチャンネル1における再放送では、この部より、次回予告が併せて放送されるようになった。ただし、予告編内にTBSのホームページアドレスなどがあることから、番組終了後、番組内の情報は放送当時のものである旨が表示された。以降の部においても、同様である。

第34部

水戸黄門 第34部』(みとこうもん だい34ぶ)は2005年1月10日から2005年6月6日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全20話(通算1042回)。

ストーリー

仙台藩の世継ぎ騒動を解決するため、一行は旅立つ。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:原田龍二
  • 渥美格之進:合田雅吏
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • よろず屋の千太:三波豊和
  • 風の鬼若:照英
  • アキ:斉藤晶
準レギュラー
  • 山野辺兵庫:丹波哲郎(第1話)
  • 鳴神の夜叉王丸:山口馬木也(第1話)
  • (加賀屋)八重:岩崎加根子(第1話、第20話)
  • 坂口美加:瀬戸早妃(第1話、第20話)
  • 佐々木静枝:池内淳子(第1話、第20話)
  • 徳川綱吉:堤大二郎(第1話、第20話)
  • 柳沢吉保:橋爪淳(第1話、第12話、第20話)
  • 大沼軍太夫:林与一(第1話、第4話)
  • 川本屋:常泉忠通(第1話、第4話)
  • 甚内:森山陽介(第1話〜第4話)


スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:加地隆雄、逸見勉
  • 企画:中尾幸男(チーフプロデューサー)
  • 脚本:櫻井康裕(第1話~第2話、第9話、第15話、第17話〜第18話、第20話)、岡本さとる(第3話~第4話、第6話~第8話、第10話〜第12話、第14話、第16話、第18話〜第19話)、横山一真(第5話、第13話)、宮川一郎(第16話)、吉本昌弘(第7話)
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 編集:藤原公司
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、藤田知久、進藤盛延
  • 監督:金鐘守(第2話〜第3話、第12話〜第13話、第19話)、矢田清巳(第1話、第4話、第7話~第8話、第16話、第18話)、井上泰治(第9話~第10話、第17話、第20話)、上杉尚祺(第5話~第6話、第14話〜第15話)、苫米地祥宏(第11話)

行程

解説

  • 八重が水戸に残り、光圀、助三郎、格之進、お娟、千太、鬼若、アキの7人で旅をする。このシリーズでは第7部以来29年ぶりに北海道にも足を延ばしている。
  • このシリーズから、助三郎の母・静枝(池内淳子)と助三郎のお見合い相手で仙台藩江戸屋敷組頭・坂口主水(尾崎右宗)の妹・美加(瀬戸早妃)が準レギュラーになる。瀬戸は仙台市出身である。
  • 第24部以来およそ10年ぶりにレギュラー刺客が登場する。
  • 第1話では光圀自ら印籠を披露している。
  • 第9話にTBSアナウンサーの安住紳一郎が出演している。
  • 第16話に長谷川哲夫が悪役でゲスト出演している。
  • 主題歌を収録し直し、33部に比べると2人とも軽やかに歌っている。以後、このものを使用している。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2017年1月9日から、TBSチャンネル1にて、CS初放送として放送開始。

第35部

水戸黄門 第35部』(みとこうもん だい35ぶ)は2005年10月10日から2006年3月6日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全20話(通算1062回)。

ストーリー

実子である高松藩主・松平頼常に掛けられた謀叛の嫌疑を晴らした光圀は、この騒動の原因となった闇の布袋一派の野望を粉砕するため、長崎へと旅立つ。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:原田龍二
  • 渥美格之進:合田雅吏
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • よろず屋の千太:三波豊和
  • 風の鬼若:照英
  • アキ:斉藤晶
準レギュラー
  • 山野辺兵庫:丹波哲郎(第1話)
  • 鳴神の夜叉王丸:山口馬木也(第1話)
  • (加賀屋)八重:岩崎加根子(第1話)
  • 佐々木静枝:池内淳子(第1話)
  • 徳川綱吉:堤大二郎(第1話)
  • 柳沢吉保:橋爪淳(第1話)
  • 闇の布袋:遠藤太津朗(第1話~第9話)
  • 北斗の桔梗:原史奈(第1話~第9話)
  • 飛竜:四方堂亘(第5話~第9話)

スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:加地隆雄、逸見勉
  • 企画:中尾幸男(チーフプロデューサー)
  • 脚本:岡本さとる(第1話、第4話〜第7話、第9話、第15話、第19話)、櫻井康裕(第2話、第8話、第12話、第18話、第20話)、横山一真(第3話、第6話、第10話、第14話、第17話)、吉本昌弘(第11話、第16話)、岩田元喜(第13話)
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 編集:藤原公司
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、藤田知久、進藤盛延
  • 監督:金鐘守(第1話、第9話〜第10話、第17話〜第18話、第20話)、矢田清巳(第2話〜第3話、第11話〜第12話)、井上泰治(第7話〜第8話、第13話〜第14話)、上杉尚祺(第4話、第15話〜第16話)、森本浩史(第5話〜第6話)、苫米地祥宏(第19話)

行程

解説

  • このシリーズから、印籠が新調された。文部大臣賞など数々の賞を受賞した5代目若島宗齋が制作した、本物の輪島塗の印籠を使用している。全部で3個作られており、その価値は「値段が付けられない」との事。本編中でも「輪島塗の名人に新しく作ってもらった」という設定になっている。
  • 徳川幕府に100年の恨みを抱く謎の怪人・闇の布袋(遠藤太津朗)と配下のくノ一・北斗の桔梗(原史奈)が第9話まで登場する。桔梗は最終話の翌週に放送された『ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル』にも登場する。なお、これまで悪代官や悪奉行などのゲスト悪役を演じていた遠藤はこのシリーズが最後の出演となった。
  • 第7話に斉藤の姉である斉藤千晃がゲスト出演している。
  • 第14話で印籠シーンが登場したのは午後8時56分で歴代最遅となった。これは放送開始直前に堀江貴文ライブドア社長(当時)が逮捕されたニュースを速報で伝えていたため放送開始が10分遅れたことによる。
  • 第14話に3代目格之進役の伊吹吾郎がゲスト出演しているが、当初は初代格之進役の横内正がゲスト出演する予定であった。
  • よろず屋の千太役の三波豊和の最終シリーズである(『ナショナル劇場50周年記念スペシャル』が最後の出演)。
  • 第31部から登場していた山野辺兵庫役の丹波哲郎が第36部の放送中に亡くなったため、この初回スペシャルが事実上最後の出演となった。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2017年7月11日から、CS初放送としてTBSチャンネル1にて放送開始。ただし、第1話は2時間スペシャルであったため、前編・後編に分割して放送。

ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル

水戸黄門 ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル』(みとこうもん なしょなるげきじょう50しゅうねんきねんとくべつきかくすぺしゃる)は2006年3月13日に放映された2時間スペシャル時代劇。製作はC.A.L(通算1063回)。

ストーリー

将軍綱吉の甥で次期将軍と目されている甲府宰相・綱豊の狙撃事件の真相を究明するため、一行は事件後江戸屋敷に籠もっていた綱豊とともに甲府へと旅立つ。

キャスト

スタッフ

解説

  • 原田の弟である本宮泰風がゲスト出演している。
  • ナショナル劇場50周年記念特別企画では里見と伊藤榮子が2週連続で出演している。里見と伊藤は『水戸黄門』では水戸光圀と村雨、『大岡越前』では土屋山城守と月光院である。
  • エンディングで「あゝ人生に涙あり」の1番 - 3番が放送された。スペシャルのエンディングで主題歌が使用される流れは以降定番となる。

BS-TBSでの再放送

  • 2024年1月2日に放送された。

外部リンク

  • ナショナル劇場50周年特別企画 水戸黄門2時間スペシャル - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇
  • ナショナル劇場50周年特別企画 水戸黄門2時間スペシャル - TBS
  • 水戸黄門2時間スペシャル - BS-TBS
  • ナショナル劇場50周年特別企画 水戸黄門2時間スペシャル - 映像制作 株式会社C.A.L(シー・エー・エル)

第36部

水戸黄門 第36部』(みとこうもん だい36ぶ)は2006年7月24日から2006年12月18日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全20話(通算1083回)。

ストーリー

加賀藩に嫁いだ光圀の姉・明芳院より、孫の利久と京都所司代の娘・菊姫の婚礼が行われることを報された光圀は、それに出席するため金沢を目的地に諸国漫遊の旅に出る。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:原田龍二
  • 渥美格之進:合田雅吏
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • 風の鬼若:照英
  • アキ:斉藤晶
  • おけらの新助:松井天斗(第10話 - 第20話)
準レギュラー
  • 鳴神の夜叉王丸:山口馬木也(第1話)
  • (加賀屋)八重:岩崎加根子(第1話、第7話)
  • 坂口美加:瀬戸早妃(第1話)
  • 佐々木静枝:池内淳子(第1話)
  • 明芳院:淡島千景(第1話、第7話、第20話(VTRのみ))
  • 前田利久:渡辺大(第7話、第20話)
  • 菊姫:藤井麻衣子(第7話、第20話)
  • さと:根本りつ子(第7話、第20話)

スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:中尾幸男(チーフプロデューサー)、逸見勉
  • 企画:田中勝久
  • 脚本:岡本さとる(第1話、第3話、第6話、第8話、第10話〜第11話、第13話、第15話、第19話)、櫻井康裕(第2話、第4話、第7話、第14話、第18話、第20話)、横山一真(第5話、第9話、第16話)、吉本昌弘(第11話、第17話)、山田孝行(第12話)
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 編集:藤原公司
  • 邦楽監修:中本哲
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、藤田知久、進藤盛延
  • 監督:金鐘守(第1話〜第2話、第7話、第10話、第17話、第20話)、矢田清巳(第5話〜第6話、第18話〜第19話)、井上泰治(第3話〜第4話、第11話〜第12話、第15話〜第16話)、上杉尚祺(第8話〜第9話、第13話〜第14話)

行程

解説

  • おけらの新助(松井天斗)がレギュラーに加わるが、登場は第10話から。
  • 第1話では静枝(池内淳子)が旅のお供をしている。
  • 第36部のポスターから「チャンネル・ロック、TBS」の表示が廃止され、TBSの表記のみとなった。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2017年8月11日から、CS初放送として、TBSチャンネル1にて再放送開始。

第37部

水戸黄門 第37部』(みとこうもん だい37ぶ)は2007年4月9日から2007年9月17日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全23話(通算1106回)。

ストーリー

館林で起こった将軍綱吉の御落胤騒動を収めた一行は、騒動の原因となった越後高田へと向かう。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:原田龍二
  • 渥美格之進:合田雅吏
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • おけらの新助:松井天斗
  • 風の鬼若:照英(第1話~第10話、第23話)
  • アキ:斉藤晶
  • 風車の弥七:内藤剛志(第11話~第23話)
準レギュラー
  • 鳴神の夜叉王丸:山口馬木也(第10話)
  • (加賀屋)八重:岩崎加根子(第23話)
  • 坂口美加:瀬戸早妃(第1話)
  • 佐々木静枝:池内淳子(第1話)
  • 徳川綱吉:堤大二郎(第1話、第23話)
  • 徳川綱條:国広富之(第23話)

スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:中尾幸男(チーフプロデューサー)、逸見勉
  • 企画:田中勝久
  • 脚本:岡本さとる(第1話、第3話〜第5話、第10話、第14話、第20話)、横山一真(第2話、第6話、第12話、第21話)、櫻井康裕(第7話、第11話、第17話〜第18話)、岩田元喜(第8話、第16話、第22話)、山田孝行(第9話、第13話、第15話)、宮川一郎(第23話)、よしだあつこ(第19話)
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 編集:藤原公司
  • チーフ助監督:和田圭一(第15話、第23話)、佐藤晴夫(第1話、第5話、第7話〜第8話、第11話〜第13話、第16話〜第19話)、高垣博也(第2話〜第4話、第6話)、六車雅宣(第9話〜第10話、第14話、第21話)、喜田川隆義(第20話、第22話)
  • 進行主任:梅原重行(第1話〜第3話、第5話、第7話〜第8話、第11話〜第13話、第16話〜第19話)、西秋節生(第9話〜第10話、第14話〜第15話、第21話)、伊達知永(第20話、第22話〜第23話)
  • 邦楽監修:中本哲
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 協力:水府明徳会西山荘
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、藤田知久、進藤盛延
  • 監督:金鐘守(第9話〜第10話、第19話)、矢田清巳(第1話、第5話、第7話〜第8話、第13話、第18話)、井上泰治(第4話、第6話、第16話〜第17話、第23話)、上杉尚祺(第2話〜第3話、第14話・第21話)、苫米地祥宏(第11話〜第12話)、森本浩史(第15話)、和田圭一(第20話、第22話)

行程

解説

  • 第27部以来8年ぶりに風車の弥七が復活する。このシリーズからは内藤剛志が2代目風車の弥七役を演じる。弥七は第11話から登場する。サブタイトルは「母と娘つないだ風車」だが、本放送では朝日新聞のテレビ欄で「今夜!風車の弥七参上!!」、再放送の際も同新聞のテレビ欄では「風車の弥七参上!!」と表示されたことがある。
  • 第5話では福知山城を高田城に見立ててロケーションが行われた。
  • 第6話に斉藤の姉である斉藤千晃がゲスト出演している。
  • 第13話にゲスト出演している岩崎ひろみと菊池麻衣子はNHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」の主役コンビでもある。なお、岩崎はこれまでのシリーズでゲスト出演していた。
  • 風の鬼若役の照英とアキ役の斉藤晶、鳴神の夜叉王丸役の山口馬木也、八重役の岩崎加根子、坂口美加役の瀬戸早妃の最終シリーズである。なお、鬼若は第10話にて生死不明の形で一度本編から離れたものの、最終話のエンディングに再登場。アキが光圀に見送られながら西山荘を旅立つところへ鬼若が迎えに来て、故郷・柘植の里へ帰るという顛末で締めくくられた。
  • 最終話のエンディングでは「あゝ人生に涙あり」の1番・3番が使用された。
  • オープニングタイトルバックが三葉葵のアップから西山荘の映像(ハイビジョン撮影)に変わった。そのためオープニングにて、毎回「協力 財団法人 水府明徳会 西山荘」の表記がなされるようになった。この表記は第40部まで続いた。
  • この部から、大岡越前などの、小話があってオープニングにはいる形式から、開始と同時にオープニングテーマが流れる方式に戻される。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2018年2月16日から、CS初放送として、TBSチャンネル1で放送開始。

第38部

水戸黄門 第38部』(みとこうもん だい38ぶ)は2008年1月7日から2008年6月30日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全24話(通算1130回)。

ストーリー

瀬戸内海に隣接する花崎藩と赤津藩の合併騒動を収めるため、一行は旅立つ。

キャスト

メインレギュラー
  • 水戸光圀:里見浩太朗
  • 佐々木助三郎:原田龍二
  • 渥美格之進:合田雅吏
  • 疾風のお娟:由美かおる
  • おけらの新助:松井天斗
  • 山内志保:小沢真珠(第1話〜第5話、第7話〜第9話、第11話〜第24話)
  • 風車の弥七:内藤剛志
準レギュラー
  • 徳川綱吉:堤大二郎(第1話、第24話)
  • 柳沢吉保:橋爪淳(第1話、第24話)
  • 伊之助:山本圭(第2話、第3話、第5話、第8話、第9話、第17話)
  • 土屋道庵:田村亮(第1話、第2話、第9話、第24話)

スタッフ

  • 製作総指揮:松下正治
  • 製作:中尾幸男(チーフプロデューサー)、逸見勉
  • 企画:田中勝久
  • 脚本:宮川一郎(第1話〜第2話、第13話、第24話)、櫻井康裕(第1話〜第2話、第6話、第8話、第20話)、岡本さとる(第5話、第10話、第18話〜第19話、第21話)、山田孝行(第3話、第9話、第11話、第14話、第22話)、小木曽豊斗(第4話、第17話)、横山一真(第7話、第15話〜第16話、第23話)、岩田元喜(第12話)
  • 音楽:木下忠司
  • 題字:朝比奈宗源
  • ナレーター:鈴木史朗
  • 編集:藤原公司
  • チーフ助監督:佐藤晴夫(第1話〜第2話、第4話〜第5話、第8話、第10話〜第11話、第13話〜第14話)、喜田川隆義(第3話、第7話、第17話、第19話)、六車雅宣(第6話、第15話)、生駒誠(第9話、第12話)、高垣博也(第16話、第18話、第20話〜第21話、第24話)、和田圭一(第22話〜第23話)
  • 進行主任:梅原重行(第1話〜第5話、第7話〜第9話、第11話) 伊達知永(第9話、第12話〜第14話)
  • 邦楽監修:中本哲
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 協力:水府明徳会西山荘
  • 技術協力:IMAGICAウェスト
  • プロデューサー:樋口祐三、進藤盛延、笠谷智之
  • 監督:斎藤光正(第22話〜第23話)、金鐘守(第9話〜第12話、第20話〜第21話、第24話)、矢田清巳(第3話〜第5話、第7話)、井上泰治(第13話〜第14話)、苫米地祥宏(第1話〜第2話)、上杉尚祺(第6話、第15話、第17話、第19話)、和田圭一(第8話、第16話、第18話)

行程

解説

  • 助三郎の旧友で赤津藩士の山内裕之進(中村繁之)の妹・志保(小沢真珠)が、騒動の収束後も旅のお供をする。また、志保の医術の師・土屋道庵(田村亮)と志保が追う山師・伊之助(山本圭)も登場した。
  • 第1話と第2話は第17部以来20年ぶりに2話完結のストーリーとなった。
  • 第7話に元プロ野球選手の新庄剛志とEXILEのATSUSHIが出演している。この回にゲスト出演している中条きよしと親交があったためで、オープニングでは出演者として紹介されていない。
  • 第20話で由美と小沢が入浴シーンでの共演を果たしている。
  • 第29部から登場していた将軍綱吉役の堤大二郎と柳沢吉保役の橋爪淳の最終シリーズである。
  • 『ナショナル劇場』枠での水戸黄門の最終シリーズである。放送枠がパナソニック ドラマシアターに改称されて以降の第39-43部については水戸黄門 (第39-43部)を参照。

TBSチャンネルでの再放送

  • 2018年3月22日から、CS初放送として、TBSチャンネル1にて放送開始。

他のドラマとのコラボレーション

2004年1月16日 - 3月26日まで金曜日22:00-22:54放送の金曜ドラマ奥様は魔女の2004年2月13日放送回第5話「助けて!黄門さま」にて、主人公の魔女が江戸時代にタイムスリップする内容の話で、光圀一行に出会い、この番組の様なストーリー展開になる話の回がある。

脚注

外部リンク

  • TBS「水戸黄門」
  • 水戸黄門(C.A.L)


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Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 水戸黄門 (第31-38部) by Wikipedia (Historical)