御杖村(みつえむら)は、奈良県宇陀郡にある村。
地理
位置
隣接する宇陀郡曽爾村と同様に、奈良県を北部と南部に2区分する場合は南部に分類され、さらに細分化する場合は南東部に分類される。曽爾高原の南側に位置し、名張川の源流がある。伊勢本街道が通っている。
気候
山間部が多く、冷涼多雨の気候となっている。
地形
山地
- 主な山
- 主な峠
河川
- 主な川
人口
2024年、民間の有識者らで作る人口戦略会議は、御杖村における2020年から30年間の女性人口減少率を予想。20歳から39歳の女性が83.3%減少するとし、将来的に消滅する可能性が高い「消滅可能性自治体」であることが示された。
奈良県統計
- 2009年4月1日現在 : 2,244人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -10.6%
隣接自治体
- 奈良県
- 三重県
歴史
古代
『和名抄』には、隣の曽爾村と共に「宇陀郡漆部(ぬりべ)郷」として見える。
沿革
- 明治
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、菅野村・神末村・土屋原村・桃俣村の区域をもって御杖村が発足。
- 平成
- 2003年(平成15年)4月に設置された宇陀地区合併協議会(法定)に参加したが、11月に曽爾村とともに離脱。その後曽爾村と2村での合併が構想され、2004年(平成16年)1月に曽爾御杖合併協議会(法定)が設置されたが、合併協議会は2005年(平成17年)1月に解散した。
村域の変遷
政治
行政
首長
議会
村議会
衆議院
衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第3区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「宇陀郡・宇陀市選挙区」(定数:1)となっている。
経済
第一次産業
農業
- 農協
林業
村内に杉などの建材店がある。
- 森林組合
金融機関
- 農業協同組合
- JAならけん
- みつえ支店(菅野) - JAバンクのATMも設置。
- 日本郵政グループ
施設
警察
- 本部
- 駐在所
消防
- 本部
- 消防署
郵便局
村内の郵便番号は「633-13xx」(御杖郵便局の集配担当)となっている。
- 主な郵便局
- 御杖郵便局(菅野) - 集配局。ゆうちょ銀行ATMのホリデーサービス実施局。
- 神末(こうずえ)簡易郵便局(神末)
文化施設
教育
中学校
- 村立
小学校
- 村立
幼児教育
- 村立
交通
鉄道
村内を走る鉄道路線は無い。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、近鉄大阪線の榛原駅あるいは名張駅。
バス
路線バス
村内を、御杖コミュニティバス「御杖ふれあいバス」や津市コミュニティバスが走っており、2箇所で近鉄大阪線方面からのバスと接続している。
- 神末敷津バス停(三重交通は同位置で敷津バス停)
- 掛西口バス停(曽爾村に位置。三重交通は同位置で掛西バス停)
- 奈良交通 榛原駅~曽爾村役場前
- 三重交通 名張駅前~山粕西
毎年1月・2月の土休日は奈良交通が臨時の霧氷バスを榛原駅~みつえ青少年旅行村をノンストップ運行している。
道路
国道
県道
- 奈良県道31号榛原菟田野御杖線
- 奈良県道783号土屋原飯高線
道の駅
観光
名所・旧跡
- 主な城郭
- 主な寺院
- 主な神社
観光スポット
- 自然
- 三峰山
- みつえ青少年旅行村
- みつえ高原牧場 - 大和牛を飼育
- 公園
- 温泉
- 宿泊施設
文化・名物
名産・特産
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 御杖村に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ
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