『2017 FNS歌謡祭』(2017 エフエヌエスかようさい)は、フジテレビ系列で2017年12月6日 19:00 - 23:28(JST)・12月13日 19:00 - 23:28(JST)に生放送された通算46回目の『FNS歌謡祭』である。
前々年・前年に引き続き、3年連続で本年も当番組では2DAYSとして2回に分けて生放送されることが同年11月9日に番組ホームページで発表された。また、前年に引き続き、2週連続の放送となる。さらに、本年は同局の平日深夜の報道番組『THE NEWSα』が23:40開始となったため、前年より放送時間をそれぞれ10分ずつ拡大して、2週とも4時間28分(2週合計8時間56分)の大長編となった。第1夜は例年通りの形式でグランドプリンスホテル新高輪「飛天」より12月6日 19:00 - 23:28(JST)に、第2夜はフジテレビ特設スタジオより12月13日 19:00 - 23:28(JST)に生放送された。
下記のスペシャル企画を含めた21個のみどころが設けられていた。
下記のスペシャル企画を含めた11個のみどころが設けられていた。
その他、懐かしの名曲から旬の最新の話題ヒット曲まで今聴きたい楽曲ばかりを集め、夢のコラボ企画・追悼企画・一夜限りのバンド結成企画など数多くの企画が行われた。
また、演歌勢は4年ぶりの出演となり、石川さゆりが23年ぶりに出演した。
12月6日(第1夜)の平均視聴率は13.6%で、また、瞬間最高視聴率は20:20(JST)・21:56(JST)、横山だいすけと生田絵梨花(乃木坂46)の共演で「ホール・ニュー・ワールド」を披露しているシーンとゆずと三浦大知の共演で「タッタ」を披露しているシーンで、16.9%だった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。
12月13日(第2夜)の平均視聴率は11.1%で、また、瞬間最高視聴率は21:00(JST)・22:01(JST)・22:13(JST)、知念里奈と新妻聖子の共演で「夢やぶれて〜ON MY OWN」を披露しているシーンとHey! Say! JUMPが「勇気100%」を披露しているシーンとモーニング娘。1期メンバーが「愛の種」を披露しているシーンで、13.6%だった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。
また、第1夜・第2夜どちらも当番組限定で司会の渡部が出演するGoogleとのコラボCMが制作されて、番組の随所で放送された。
トップバッターでは、当番組では宝塚歌劇団 宙組が初めて担当してクリスマスソングメドレーの1曲目として「諸人こぞりて」を披露した。大トリでは、特別企画「後世に歌い継ぎたい日本の名曲」として総勢16名の出演アーティスト(下記参照)が担当して「糸」を披露した。
第1夜のステージの最多出演者は嵐と宝塚歌劇団 宙組の真風涼帆であり、それぞれ5曲に参加していた。
番組序盤では、番組恒例であるクリスマスソングメドレーが出演アーティストのカバー・コラボレーションで披露された。番組のオープニング前に行われた。
番組前半では、作詞家・阿久悠のデビュー50周年の記念と没後10周年という2つの節目の特別企画として阿久が作詞を手掛けた楽曲のうち厳選された6曲を出演アーティストのカバー・コラボレーションで披露された。また、NEWSが番組初の試みで課題を出されて「NEWS×ミュージカル=NEWSICAL」として自身の楽曲を披露する前に4人で考案されたミュージカルショーを披露した。
番組中盤では、嵐がユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気キャラクター・ミニオンとコラボレーションしてクリスマスソングと「愛を叫べ」「Happiness」のクリスマスアレンジバージョンによる4曲のFNS限定のクリスマススペシャルメドレーを披露した。
番組後半では、『めちゃ2イケてるッ!』『コード・ブルー』『ブザー・ビート』『明日の約束』『FNS27時間テレビ』『貴族探偵』といったフジテレビに縁のある各番組の楽曲のスペシャルメドレーが披露された。
番組終盤では、近藤真彦(ボーカル)がTHE ALFEEの高見沢俊彦(ギター)、TOKIOの城島茂(ギター)、関ジャニ∞の丸山隆平(ベース)、関ジャニ∞の大倉忠義(ドラムス)、NMB48の山本彩(ギター)、番組の音楽監督の武部聡志(キーボード)と番組限定の一夜限りのスペシャルバンドを結成して「ミッドナイト・シャッフル」「ハイティーン・ブギ」の2曲のメドレーを披露された。
また、番組の随所で、関ジャニ∞の全メンバー7人がソロで、それぞれ他のアーティストと共演した。横山裕(トランペット)は山崎育三郎と西川貴教との共演で「また逢う日まで」、渋谷すばる(ボーカル)は15名の出演アーティスト(下記参照)との共演で「糸」、村上信五(ピアノ)はNOBUとの共演で「いま、太陽に向かって咲く花」、丸山隆平(ベース)はJUJUとの共演で「いいわけ」、錦戸亮(ギター&ボーカル)と安田章大(ギター)は谷村新司と堀内孝雄との共演で「冬の稲妻」「今はもうだれも」、大倉忠義(ドラムス)は複数の出演アーティスト(下記参照)との共演で結成された近藤真彦 with FNSマッチバンドで「ミッドナイト・シャッフル」「ハイティーン・ブギ」を披露した。
さらに、第1夜では関ジャニ∞も含めて、HKT48の指原莉乃、AKB48の渡辺麻友、宝塚歌劇団 宙組の真風涼帆、TOKIOの長瀬智也、乃木坂46の生田絵梨花・白石麻衣、20th Centuryの坂本昌行・井ノ原快彦といった各グループだけではなくソロでのパフォーマンスも多い番組構成だった。
ジャニーズ事務所からは近藤真彦、TOKIO、KinKi Kids、V6、嵐、NEWS、関ジャニ∞、亀と山Pの8組が出演した。
出演アーティストは全54組で、全70曲中36曲がコラボレーション(共演)で披露された。
トップバッターでは、「アニメソング名曲メドレー」の1曲目として宇野ゆう子×AKB48のコラボレーションで「サザエさん」が披露された。大トリでは、司会である森高千里がスペシャルメドレーの3曲目として「ハエ男」が披露された。また、それぞれトップバッター・大トリは初めての担当である。
第2夜のステージの最多出演者は山崎育三郎であり、5曲に参加していた。
番組序盤では、今回の目玉となるスペシャル企画「アニメソング名曲メドレー」の前編をPart1として『サザエさん』『ポケットモンスター』『ONE PIECE』『ちびまる子ちゃん』といった各アニメ作品の主題歌を歌唱している本家アーティストとジャニーズグループ・AKB48グループ・坂道シリーズなどのコラボレーションのスペシャルメドレーで披露された。番組のオープニング前に行われた。
番組前半では、もう一つの目玉となるスペシャル企画「ミュージカル名曲メドレー」の前編として『オペラ座の怪人』『RENT』『美女と野獣』といった各作品の主題歌や挿入歌を出演アーティスト同士のカバー・コラボレーションのスペシャルメドレーで披露された。また、広島県出身のロックミュージシャン同士の世良公則と吉川晃司のコラボレーションによる「銃爪」「KISSに撃たれて眠りたい」、加藤一二三とモーニング娘。'17による異色コラボレーション、きゃりーぱみゅぱみゅのユニバーサル・スタジオ・ジャパンのギネス世界記録のイリュージョン・クリスマスツリーや巨大なプロジェクションマッピングでのスペシャルメドレーが披露された。
番組中盤では、「ミュージカル名曲メドレー」の後編として『ミス・サイゴン』『モーツァルト!』『レ・ミゼラブル』といった各作品の主題歌や挿入歌を出演アーティスト同士のカバー・コラボレーションのスペシャルメドレーで披露された。また、「ディズニー映画名曲メドレー」として『アナと雪の女王』『リトル・マーメイド』『アラジン』といった各作品の主題歌や挿入歌を出演アーティスト同士のカバー・コラボレーションのスペシャルメドレーが披露された。さらに、T.M.Revolutionとアキラ100%による異色コラボレーションが披露された。
番組後半では、「アニメソング名曲メドレー」の後編をPart2として『新世紀エヴァンゲリオン』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『けものフレンズ』『キテレツ大百科』『忍たま乱太郎』『モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON』『涼宮ハルヒの憂鬱』『ラブライブ!サンシャイン!!』といった各アニメ作品の主題歌を歌唱している本家アーティストとジャニーズグループ・AKB48グループ・坂道シリーズなどのコラボレーションやカバーのスペシャルメドレーで披露された。また、モーニング娘。1期メンバーが1999年の福田明日香のグループ卒業以来の18年ぶりに集結してインディーズデビュー曲「愛の種」をモーニング娘。結成20周年記念として披露された。
番組終盤では、X JAPANのToshlとゴールデンボンバーの鬼龍院翔の新旧ヴィジュアル系バンド・ボーカル同士のインパクトコラボレーション、荻野目洋子とフェアリーズの同じ所属事務所同士の先輩後輩コラボレーション、福山雅治と森高千里のそれぞれのスペシャルメドレーが披露された。
また、「アニメソング名曲メドレー」を盛り上げる特別ツイート企画として、『FNS歌謡祭』に初出演で同企画にも参加しているどうぶつビスケッツ×PPPのFNS歌謡祭オリジナル写真を投稿者全員にリプライされて、番組放送中にTwitterで「#FNS歌謡祭フォト」と付けて番組やどうぶつビスケッツ×PPPへのメッセージをつぶやくことで誰でもお宝写真をプレゼントされる企画が実施された。写真の種類は全部で11種類あった。
第2夜ではLUNA SEAの真矢&モーニング娘。1期メンバーの石黒彩、山崎育三郎&モーニング娘。1期メンバーの安倍なつみ、井上芳雄&知念里奈という3組の夫婦が揃って番組に出演していた。
ジャニーズ事務所からはHey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、ジャニーズWESTの4組が出演した。
出演アーティストは全57組で、全77曲中29曲がコラボレーション(共演)で披露された。
なお、E-girlsは11人体制としては初の『FNS歌謡祭』の出演となった。また、モーニング娘。'17は同年12月11日に工藤遥がグループを卒業して13人体制として初の音楽番組及び『FNS歌謡祭』の出演となった。
今年は、アキラ100%、Aqours、石丸幹二、井上芳雄、宇野ゆう子、NGT48、及川光博、奥田民生、尾上松也、影山ヒロノブ、加藤一二三、きただにひろし、昆夏美、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、SHISHAMO、亀と山P、椎名林檎、世良公則、高橋洋子、竹原ピストル、DEAN FUJIOKA、どうぶつビスケッツ×PPP、Toshl、NOBU、B'z、平野綾、松本梨香、三浦祐太朗、溝口肇、八木美知依、山崎育三郎、YUKA、横山だいすけ、和楽器バンド、WANIMAの35組のアーティストが『FNS歌謡祭』に初出演した。
第1夜・第2夜のどちらにも出演したアーティストはAKB48、新妻聖子、乃木坂46、平手友梨奈、西川貴教、山崎育三郎の6組。
第1夜・第2夜合わせて、出演アーティストは106組・披露された楽曲は144曲・披露されたコラボレーション(共演)は65共演となった。
第1夜・第2夜合わせたステージの最多出演者は乃木坂46の生田絵梨花であり、計8曲に参加していた。
石川さゆりは1994年以来の23年ぶり、CHEMISTRY、東方神起、フェアリーズ、福山雅治、モーニング娘。1期メンバーの中澤裕子・飯田圭織は2011年以来の6年ぶり、知念里奈、モーニング娘。1期メンバーの石黒彩・福田明日香は1998年以来の19年ぶりの『FNS歌謡祭』の出演となった。
いきものがかりは2017年1月5日に「放牧宣言」と称して活動休止を発表し出演を辞退。集牧宣言(活動再開)後の2019年に返り咲きを果たしている。
ディズニー映画『アラジン』の主題歌「ホール・ニュー・ワールド」は、第1夜・第2夜のどちらも、それぞれ異なる組み合わせのコラボレーションで披露された(下記参照)。
また、今年は第1夜ではTHE ALFEE×ダチョウ倶楽部、第2夜ではT.M.Revolution×アキラ100%といった第1夜・第2夜どちらもアーティスト×お笑い芸人の異色コラボレーションが行われた番組内容だった。
AKB48の渡辺麻友・小嶋真子・峯岸みなみ・加藤玲奈・入山杏奈、SKE48の松井珠理奈、NMB48の矢倉楓子・市川美織・山本彩・太田夢莉・谷川愛梨・村瀬紗英・山本彩加・渋谷凪咲、HKT48の兒玉遥・宮脇咲良・松岡はな、NGT48の北原里英・角ゆりあ、乃木坂46の伊藤万理華・生駒里奈・若月佑美・中田花奈、欅坂46の今泉佑唯・志田愛佳、ももいろクローバーZの有安杏果、モーニング娘。'17の尾形春水、TOKIOの山口達也・長瀬智也、関ジャニ∞の渋谷すばる、Hey! Say! JUMPの岡本圭人、2022年5月11日に亡くなったダチョウ倶楽部の上島竜兵にとって最後の『FNS歌謡祭』の出演となった。
太文字は当年のNHK『第68回NHK紅白歌合戦』に出場。
※五十音順
太文字は当年のNHK『第68回NHK紅白歌合戦』に出場。
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