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スパイダーマン (アニメ)


スパイダーマン (アニメ)


スパイダーマン』(Spider-Man: The Animated Series)は、マーベル・コミックの大ヒットアメコミ『スパイダーマン』を原作とした、1994年から1998年にかけてアメリカ合衆国で製作されたテレビアニメシリーズ。

日本では、2004年7月5日から8月25日にかけて、映画『スパイダーマン2』の公開に合わせてカートゥーン ネットワークで放送された。2007年3月からも映画『スパイダーマン3』の公開に合わせ、再び放送された(何れもシーズン4までの放送で、シーズン5は未放映)。また、2009年8月からはディズニーXDにて放送が開始されたが、日本語版のEDがカットされている。

概要

放送当時、すでに30年近い歴史を持っていたコミックを、初心者でも分かりやすいように再構築した作品。アメリカン・コミックの特徴である「クロスオーバー」が行われており(ただし、アニメ版では「ゲスト出演」に近い)、中には再登場した者もいる。#ゲストヒーロー、#ゲストヴィランを参照。

RETAS!PROを使用して制作された最初のテレビアニメシリーズである。日本語吹き替え版では、スパイダーマン 新アニメシリーズやスパイダーマンTMとスパイダーマン2から担当されている声優が多く、森川がピーター/スパイダーマンを演じるのはこれが2回目となる。平成においてアニメ版の初代声優が存在しないが、本来の初代は森川自身である。実はビデオマーケットで配信されている超人ハルク (1982)も2003年となっていて情報が一切不明となっている(字幕表示はテレビと同じだった)。

基本設定

ピーター・パーカーは、大学に通いながら、ニューヨークの新聞社「デイリー・ビューグル」でカメラマンのアルバイトをしている。だがその裏で密かに、彼はスパイダーマンとして、悪と戦い続けていた。敵は、引ったくり・銀行強盗と言った「普通の」犯罪者から、マッドサイエンティスト、エイリアン、吸血鬼などのスーパーヴィラン(超悪役)まで、多種多様に渡る。主な敵は、犯罪界を牛耳るキングピンだが、徒党を組まない敵も多い。敵と共闘する、あるいは敵(悪役)が味方(ヒーロー)になることもある。

デイリー・ビューグルのオーナーであるJ・ジョナ・ジェイムソンが「反スパイダーマン派」であり、スパイダーマンバッシングをすることもあって、スパイダーマンに懐疑的な目を向けている市民もいる。

また、ヒーロー稼業を優先するあまりガールフレンドに振られたり、成績に悪影響を与えるなど、報われないことが少なくない。だが、ベン伯父さんの遺した「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、スパイダーマンは、今日も悪との戦いに赴く―軽口を叩きながら。

登場人物

以下は、アニメ版での変更点、およびリンク先で説明されていない人物について説明する(本名に関しては、アニメ版で明言されていないものも含む)。

主人公側

主人公、家族、友人

ピーター・パーカー/スパイダーマン
声 - 森川智之/英 - クリストファー・ダニエル・バーンズ
エンパイアステート大学(ESU)に通っている。得意分野は科学。
ピーターとしてもスパイダーマンとしても多くの人間関係を持っている。
スパイダーマンでの活動の際は手首に「ウェブシューター」を付けている(ウェブシューターは化学反応を起こす点などで糸以外での使用効果も果たす)。
副作用のせいで腕が6本になり最終的には蜘蛛の怪物(MAN-SPIDER)になったり、ヴァルチャーに若さを奪われ60歳の老人になってしまったりとさまざまな苦難を受けるが、多くの協力者に助けられ(たまにはヴィランも含む)乗り越える事ができた。
基本的な愛人はフェリシアかメーリージェーンである。
メイ・パーカー
声 - 定岡小百合/英 - リンダ・ゲイリー→ジュリア・ベネット
ピーターの最愛の家族(叔母)である。アンナ・ワトソンとは親友同士である。
ベン・パーカー
声 - 麦人/英 - ブライアン・キース
故人でピーターの叔父。
過去に何度も幼いピーターを勇気付ける台詞を言っている。
メリー・ジェーン・ワトソン
声 - 甲斐田裕子/英 - サラ・バランタイン
第3話より初登場。仕事は女優活動。
ピーターに恋心を抱くが、ピーターに無謀意にキスされたり(実際はカメレオンがピーターに変身していた)、ピーター本人に「君よりフェリシアを選ぶ」と決断された事(ブレイド達とモービウスを倒す作戦中だった事で仕方なかったため)やピーターにデートの誘いをすっぽかされる事が何度もあり、1度ハリーと婚約するが後に撤回する。(この事でピーターはハリーから逆恨みを受ける羽目になる)
シーズン3にてグリーンゴブリンに誘拐され、戦いの途中で行方不明になるが、シーズン4にて戻って来る。
アンナ・ワトソン
声 - 田村聖子/英 - メイジェル・バレット
ユージン(フラッシュ)・トンプソン
声 - 白熊寛嗣/英 - パトリック・ラビオートゥー→マシュー・ラボートー
デブラ・ホイットマン
声 - 早川いほ/英 - リズ・ジョージ
エンパイアステート大学に通う、理系の女子大生。成績は優秀。
エリザベス(リズ)・アレン
声 - たかはし智秋/英 - マーラ・ルビノフ
エンパイアステート大学に通う女子大生。メリージェーンの友人(ピーターのガールフレンドではない)。
フェリシア・ハーディ/ブラックキャット
声 - 斎藤恵理/英 - ジェニファー・ヘイル
ハーディ財団の令嬢。エンパイアステート大学に通う。
アナスタシア・ハーディ
声 - 喜田あゆみ/英 - ルー・マクラナハン→ディミトラ・アーリス
ハーディ財団の代表。フェリシアの母。
オズコープ(ノーマン・オズボーンの会社)の株主の一人。
ジョン・ハーデスキー
声 - 世古陽丸/英 - ジョン・フィリップ・ロー
フェリシアの父。
カーティス(カート)・コナーズ/リザード
声 - 楠大典/英 - ジョセフ・キャンパネラ
エンパイアステート大学の教授。新遺伝子工学の権威である。
マーガレット・コナーズ
声 - 森谷恵利/英 - ジゼル・アルケニー
コナーズ教授の妻。

デイリービューグル(新聞社)関係者

J・ジョナ・ジェイムソン(EDクレジットでの表記は「ジェームソン」)
声 - 廣田行生/英 - エドワード・アズナー
社主。オズコープの株主の一人でもある。
ジョン・ジェイムソン
声 - 最上嗣生/英 - マイケル・ホートン
J・ジョナ・ジェイムソンの息子で宇宙飛行士。
ジョセフ(ジョー)・ロビー・ロバートソン
声 - 仲野裕/英 - ロドニー・ソールズベニー
ランディ・ロバートソン
声 - 宮田幸季/英 - アルフレンソ・リベイロ
ロビーの息子。
グローリー・グラント
声 - 江口秀子/英 - ネル・カーター
J・ジョナ・ジェイムソンの秘書(女性)。
ネッド・リーズ
声 - 岩尾万太郎/英 - ボブ・バーゲン

ヴィランと、その関係者

ノーマン・オズボーン/グリーンゴブリン(初代)
声 - 森田順平/英 - ニール・ロス
森田順平は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。ニール・ロスは『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ハリー・オズボーン/グリーンゴブリン(2代目)
声 - 阪口周平/英 - ゲイリー・イムホフ
ジェイソン・フィリップ・マッキンデイル・Jr./ホブゴブリン
声 - 佐藤祐四/英 - マーク・ハミル
ジェイソン・フィリップスと偽名を名乗り、フェリシアに近づいた。
オットー・オクティヴィアス/ドクター・オクトパス
声 - 島香裕/英 - エフレム・ジンバリスト・Jr
一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
島香裕は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
クエンティン・ベック/ミステリオ
声 - 高瀬右光/英 - グレッグ・バーガー
一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
高瀬右光は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ミランダ・ウィルソン
声 - 中澤やよい/英 - ビヴァリー・ガーランド
ベックが関わっていた映画の主演女優(ベックがミステリオとなる前)。メリージェーンと瓜二つの顔をしている。
マクドナルド(マック)・ガーガン/スコーピオン
声 - 後藤哲夫/英 - マーティン・ランドー→リチャード・モル
尾から酸を放出する(コミックでは電撃)。
一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
後藤哲夫は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
サラ・ベイカー
声 - 沢口千恵/英 - サンドラ・ベルンハルト
ガーガンの恋人。スコーピオンとなったガーガンを匿っている。裕福ではない(貯金は500ドル)。
セルゲイ・クラヴィノフ/クレイヴン
声 - 手塚秀彰/英 - グレッグ・バーガー
手塚秀彰は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
マライア・クロフォード
声 - 水落幸子/英 - スーザン・ビュービアン
科学者。クレイヴンの恋人。クレイヴンはカリプソと呼ぶ(ギリシャ神話の登場人物に由来)。
エドワード(エディ)・チャールズ・ブロック/ヴェノム
声 - 青山穣/英 - ハンク・アザリア
青山穣は、『スパイダーマン・アンリミテッド』でも同じ役を担当した。
シルバーメイン
声 - 中庸助、野中秀哲(若返った時)、山口眞弓(子供になった時)、大谷育江(幼児になった時)/英 - ジェフ・コーリー、タウンゼンド・コールマン(若)、マシュー・マッカーリー(子供)、キャノン・ヤング(幼児)
暗黒街の一員。キングピンに反旗を翻した。
人間を若返らせる力を持つとされる「時の石版」の力を使い、若返りを目論むが、若返りすぎ、幼児になった事がある(声優も異なる)。
アリーサ・シルバー
声 - 小池亜希子/英 - ミーラ・フルラン
アニメ版オリジナルキャラクター。シルバーメインの娘。
ハマーヘッド(ハンマーヘッド)
声 - 髙階俊嗣/英 - ニッキー・ブレア
シルバーメインの部下。後にキングピンの側につく。
モリス(モリー)・ベンチ/ハイドロマン
声 - 三宅健太/英 - ロブ・ポールセン
メリージェーンのかつての恋人。
マイケル・モービウス
声 - 斧アツシ/英 - ニック・ジェイムソン
エンパイアステート大学の学生(留学生)として登場する。
エイドリアン・トゥームズ/ヴァルチャー
声 - 西川幾雄(老)、上田陽司(若)/英 - エディ・アルバート(老)、アラン・ジョンソン(若)
科学者で富豪の老人。若返りを望み、研究を続ける(若返った際は、声優も異なる)。
クリータス・キャシディ/カーネイジ
声 - 岡野浩介/英 - スコット・クレバードン
岡野浩介は、『スパイダーマン・アンリミテッド』でも同じ役を担当した。
エレクトロ
声 - 日本語版未登場/英 - フィリップ・プロクター

キングピンと、その関係者

ウィルソン・フィスク/キングピン
声 - 麦人/英 - ロスコー・リー・ブラウン
表の顔は、慈善家。逮捕歴などはなく、善人と思われて(思わせて)いる(実際は、若い頃に刑務所に入っていたが、記録を抹消している)。
自己保身のためには、自分の息子でも見捨てる。
オズコープの株主でもあり、ノーマン・オズボーンと非合法なつながりがある(他の株主は、非合法なつながりはない)。
麦人は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ヴァネッサ・フィスク
声 - 山口眞弓/英 - キャロライン・グッドール
キングピンの妻。夫の仕事の事は、快く思っていない。
リチャード・フィスク
声 - 奥田啓人/英 - ニック・ジェイムソン
キングピンの息子。悪事にも加担している。
スペンサー・スマイス
声 - 塚田正昭/英 - エドワード・マルヘア
スパイダー・スレイヤーの製作者。ノーマン・オズボーンとの契約により、スパイダーマンを狙った。
アリスター・スマイス
声 - 望月健一/英 - マックスウェル・コールフィールド
スペンサーの息子。キングピンに騙され、スパイダーマンを父のカタキと信じて狙うが、失敗続きの為に見限られ、ランドンによって生体ロボットに変えられてしまう。
それ以降、キングピンと袂を分かち、シルバーメインの配下となる。
ハーバート・ランドン
声 - 佐々木健/英 - デビッド・ワーナー
アニメ版オリジナルキャラクター。ミュータントを憎む科学者で、ビースト(X-メン)の旧友。
後にキングピンの補佐役となる(アリスターの後任)。
ハーマン・シュルツ/ショッカー
声 - 楠大典/英 - ジム・カミングス
素顔を見せる事はなく、個人的な部分を掘り下げられる事もない(本名で呼ばれる事もない)。刑務所でも、コスチュームのまま収容されていた(衝撃波発生装置は没収されていた)。
キングピンの支配下にある。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
楠大典は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
アレックス・O・ハーン/ライノ
声 - 石川ひろあき/英 - ドン・スターク
本名で呼ばれる事もなく、個人的な部分を掘り下げられる事もない。
キングピンの支配下にある。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
ドミトリ・スメルダコフ/カメレオン
変装した状態で喋ったことはあるが、カメレオンの姿では、喋ったことがない。
当初は単独行動を取っていた。後にキングピンの配下となる。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
初期はベルトに映像を取り込み、それを投影する事で変装していた。後に改造され、ベルトは不要となる(目もカメラに改造された)。
ロニー・トンプソン・リンカーン/トゥームストーン
声 - 佐々木誠二/英 - ドリアン・ヘアウッド
子供の頃は、ロビーと交際があった。ロビーが生真面目な性格であったため、「カタブツくん」と呼んで揶揄していた。
ジナサン・オーン/スポット
声 - 落合弘治/英 - オリヴァー・モアヘッド
元、スターク・エンタープライズの研究者。
アイスバーグ
声 - 有本欽隆/英 - ローレンス・A・マンドリー
ホビー(プラウラー)を部下に使っていたマフィア。冷凍光線銃を使う。
インシディアス・シックス
キングピンの発案で結成された、スーパーヴィランの6人組。原作のシニスター・シックスに相当する。
メンバーは、ドクター・オクトパス、ミステリオ、スコーピオン、ライノ、ショッカー、カメレオン。
第14話で結成されたが、第15話で解散する。ドクター・オクトパス、ミステリオ、スコーピオンはキングピンの元を離れたが、カメレオンは後に傘下に収まっている。

その他

ファーレー・スティルウェル
声 - 金子由之/英 - マイケル・レイ
遺伝子操作ビーム照射機「リコンビネーター」の開発者。エンパイアステート大学の教授でもあった。
テリー・リー
声 - 朴璐美/英 - ドーン・ルイス
ニューヨーク市警の女性警部補。
シルビア・ロペス
声 - 平林早苗/英 - ワンダ・デ・ジーザス
キングピンと関わりのある科学者。シーズン3 第12話に登場。
マダム・ウェブ
声 - 真山亜子/英 - ジョン・リー
マリア・タイーナ・エリゾンド
声 - 小倉優子/英 - ステファニー・ユーステス
スパイダーマンのファン(少女)。スパイディが大好きでいつも新聞からピーターが撮っている写真を切り抜き、それを写真集にして飾っている。
マウジー
声 - 喜田あゆみ/英 - アン=マリー・ジョンソン
タクシーの運転手。ニューヨークの路地で強盗に追い詰められているところをスパイダーマンに救われたことがある。
アシュレイ・カフカ
声 - 高森奈緒/英 - バーバラ・グッドソン
女性セラピスト。エディ(ヴェノム)を担当。
アンジェラ
声 - 林真里花/英 - アン=マリー・ジョンソン
ボビー(プラウラー)の恋人だった女性。
判事
声 - 浦山迅/英 - 不明
ニューヨーク裁判所の判事、ロビーの担当。
スタン・リー
声 - 日本語版未登場/英 -本人
最終話にて登場する。

ゲスト

ゲストヒーロー

ニック・フューリー
声 - 大川透/英 - フィリップ・アボット→ジャック・エンジェル
第13話にて初登場。S.H.I.E.L.D.も登場した。
X-メン
第17話、第18話の前後編で初登場。
同時期に放送されていたアニメ版X-メンのデザインで登場。BGMも使用された。
原語版の声優はアニメ版X-メンと同じだが、日本の声優は、テレビ東京版、トゥーン・ディズニー版とも違っている(プロフェッサーXを除く)。
ローガン/ウルヴァリン
声 - 長嶝高士/英 - カハル・J・ドッド
ヘンリー(ハンク)・マッコイ/ビースト
声 - 木村雅史/英 - ジョージ・ブザ
ランドンと旧知、という設定で登場。
ローグ
声 - 山口眞弓/英 - レノア・ザン
チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX
声 - 佐々木省三/英 - セドリック・スミス
佐々木省三は、トゥーン・ディズニーで放送されたアニメ『X-メン』でも同じ役を担当した。『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』のトゥーン・ディズニー版でも同様。
スコット・サマーズ/サイクロップス
声 - 楠大典/英 - ノーマン・スペンサー
ストーム
声 - 大鐘則子/英 - アリソン=シーリー・スミス→イオナ・モリス
ガンビット
声 - 寺田明正/英 - クリス・ポッター
ジュビリー
声 - 黒河奈美/英 - アリソン・コート
フランク・キャッスル/パニッシャー
声 - 相沢正輝/英 - ジョン・ベック
第20話にて初登場。
コミック版のデビューは、スパイダーマンのレギュラー誌である(スピンオフで独立誌を持った)。
ライナス・リーバーマン/マイクロチップ
声 - 北川勝博/英 - ロバート・アクセルロッド
通称:チップ。パニッシャーのパートナー。
エリック・ブルックス/ブレイド
声 - 西凛太朗/英 - JD・ホール
第22話にて初登場。
エイブラハム・ホイッスラー
声 - 齋藤龍吾/英 - マルコム・マクダウェル→オリヴァー・モアヘッド
ブレイドのパートナー。
ドクター・ストレンジ
声 - 中田雅之/英 - ジョン・ヴァーノン
マーベル・ユニバースで屈指の魔術師。第28話にて初登場。
中田雅之は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ウォン
声 - 飯島肇/英 - ジョージ・タケイ
ドクター・ストレンジの弟子。
ロバート・ファレル/ロケット・レーサー
声 - 姫野惠二/英 - ビリー・アトモア
第32話にて初登場。
パニッシャー同様、デビューは、スパイダーマンのコミックである。
マット・マードック/デアデビル
声 - 石丸純/英 - エドワード・ローレンス・アルバート・Jr
第33話、第34話の前後編で初登場。
石丸純は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
アンソニー(トニー)・スターク/アイアンマン
声 - 加藤亮夫/英 - ロバート・ヘイズ
第37話にて初登場。アイアンマンとして活躍するのは第38話。
加藤亮夫は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ジェームズ(ジム)・ルパート・ローズ/ウォーマシン
声 - 佐藤晴男/英 - ジェームズ・アヴェリー
第37話にて初登場。
普段はスターク・エンタープライズの警備主任。
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
声 - 大川透/英 - デヴィッド・ルーカス→デヴィッド・ヘイター
ホビー・ブラウン/プラウラー
声 - 高木渉/英 - ティム・ラス

以下はシーズン5に登場。

シルバー・セーブル
声 - (不明)/英 - ミーラ・フルラン
ロバート・フランク/ウィザー
声 - (不明)/英 - ウォーカー・エドミストン
マデリーン・ジョイス/ミス・アメリカ
声 - (不明)/英 - キャシー・ガーバー
ファンタスティック・フォー
Mr.ファンタスティック
声 - (不明)/英 - カム・クラーク
インビジブル・ウーマン
声 - (不明)/英 - ゲイル・マチアス
ザ・シング
声 - (不明)/英:パトリック・ピニー
ヒューマン・トーチ
声 - (不明)/英 - クリントン・フリン

この他、ハルクとアヴェンジャーズが存在している(第1話にて、スパイダーマン自身の口から語られている。ファンタスティック・フォーの事も口にした)。

ゲストヴィラン

マスター・ドマームー
声 - 竹田雅則/英 - エド・ギルバート
異次元の存在。強大な力を持つ。現実世界への進出を図っている。
モルド男爵
声 - 佐藤晴男/英 - トニー・ジェイ
マスター・ドマームーのしもべ。ストレンジの兄弟子でもある。
レッドスカル
声 - 麦人/英 - アール・ボーエン→フィル・プロクター
キャプテンアメリカの仇敵。第二次世界大戦の時代に誕生し、活動を続けている。
麦人は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ミリアム
声 - 藤生聖子/英 - ニッシェル・ニコルズ
ブレイドの母親。元は人間だったが、完全な吸血鬼になっている。
ドクター・ドーム
声 - (不明)/英 - トム・ケイン

その他の声優

  • 武虎(第32話)、小礒岳人、近藤広務 ほか

放映リスト

日本での初回放送時のサブタイトルは日本語で表記しているが、第8話については英語タイトルが流れた後に日本語で中央に表示された。森川智之版のスパイダーマンシリーズでは唯一、吹替用字幕が存在しない作品である。なお、タイーナが登場する2話分のエピソード(第29話、第30話)はディズニーXDで放送されていない。ガイド誌などでは飛ばしてカウントされ、以後の話数は繰り上がって表示されている(第31話が第29話に、第32話が第30話に、それぞれ繰り上がり、全50話となっている)。

日本での初回放送日はカートゥーンネットワーク放送時。

シーズン1

シーズン2

シーズン3

シーズン4

シーズン5

スタッフ

  • 製作総指揮:アヴィ・アラッド、スタン・リー
  • プロデューサー:ジョン・センパー、マイケル・ノウルズ
  • スーパーバイジング・プロデューサー:ボブ・リチャードソン
  • ストーリーエディター:ジョン・センパー
  • 音楽:シュキ・レヴィ、クッサ・マーチ
  • 監督:ボブ・リチャードソン
  • キャラクター・プロップデザイン:デル・バーラス、デヴィッド・ブロック、ウェイン・シュルツ、ジェフ・スノー
  • 音声監督:トニー・パストール
  • アニメーション制作:東京ムービー新社→キョクイチ東京ムービー(放送中に社名変更)
  • アニメーション・プロデューサー:竹内孝次
  • スーパーバイジング ディレクター:小山田桂子
  • 美術監督:横山幸博
  • 制作担当:山路晴久
  • 制作進行:長谷川信夫、近藤光
  • 製作:マーベル・フィルズ・アニメーション→マーベル・スタジオ、トムス・エンタテインメント(クレジットはカートゥーン ネットワーク版のみ)
  • 配給:ニューワールド・コミュニケーションズ(1994 - 1997)、サバン・エンターテイメント(1997 - 2001)、BVSエンターテイメント(2001 - )

日本語版制作スタッフ

  • 演出:久保宗一郎
  • 翻訳:尾形由美
  • 録音/調整:吉本晋
  • プロデューサー:伊藤文子、末次信二
  • 制作担当:小野寺徹、丸山晋
  • エグゼクティブ・プロデューサー:松下健司
  • 制作:カートゥーン ネットワーク、東北新社

主題歌

「Spider-Man Theme」
作詞 - ハイム・サバン 作曲 - シュキ・レヴィ 歌 - ジョー・ペリー(エアロスミス)
1960年代のテーマソングをロックにアレンジされたもの。オープニング映像は2バージョンある。前期映像(第1話 - 第13話)ではホブゴブリンが爆弾を投げてスパイダー感覚に反応したスパイダーマンが攻撃を避けるシーン、後期映像(第14話以降)ではスパイダーマンが放射能見学でクモに噛まれるシーンの2つ。
「Spider-Man Theme (Ending Version)」
作詞 - ハイム・サバン 作曲 - シュキ・レヴィ 歌 - ジョー・ペリー(エアロスミス)
30秒のエンディングテーマだが、ロングバージョンも存在する。
Collection James Bond 007

映像ソフト化

VHS

シリーズ放送中に、20世紀フォックス ホーム・エンターテインメントからVHSが発売された。一部エピソードを収録している。

1990年代、マーベル・フィルムズ/ニュー・ワールド・エンターテイメントから別のVHSが発売された。

DVD

日本でのリリースはブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント、日本語字幕版を収録。

放送局

日本での上陸

日本では当初、円谷プロダクションがウルトラマンのショーにスパイダーマンを登場させることを記念して1996年からテレビ放送される予定だったが、スーツの制作は進行していたのにもかかわらず、アニメ放映には至らなかった。その後、2004年7月5日からカートゥーン ネットワークで放送された。その放送を記念して「メイキング・オブ・スパイダーマン」が2004年6月19日・20日・26日・7月4日に放送された。この特別番組ではスパイダーマンの魅力を伝えており、小倉優子がアフレコしているシーンやインタビューなどがあった。小倉がタイーナを演じた際、とても難しくて(役になりきるのに)苦労していたという。CSで放送されたスパイダーマン・シリーズにおいては、同年4月頃にAXNで放送されたスパイダーマン 新アニメシリーズに続いて3作目にあたる。

配信

アメリカでは2019年11月12日からDisney+で配信されている。2021年4月26日に一度削除されたが、同年5月2日に配信再開となった。当初は全話が全てシーズン1にリストされていたため、配信再開時に他のエピソードをシーズンごとに編成させている。

日本では過去にHuluとGYAO!ストアで配信されていた。現在視聴可能なのはビデオマーケットとカンテレドーガとDMM TVのみで、ディズニーXD放送時と同じく第29話・第30話が欠番となっているほか、日本語版エンディングが搭載されていない。

スパイダーバース

本作のシーズン5『Spider Wars(スパイダーウォーズ)』の各エピソードでは、複数のスパイダーマンたちが次元を越えてそれぞれ違う宇宙に行くというエピソードになっている。その次元のスパイダーマンには、スカーレット・スパイダー、アーマー型のスパイダーマン、メカニカル・アーマー型のスパイダーマン、シックス・アーマー型のスパイダーマン、俳優のスパイダーマンがいた。これはコミックのスパイダーバースをテーマに描かれ、後にスパイダーマンのコミックや、アニメ、映画に登場しており、スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースにも登場している。

続編と復活

スパイダーマン・アンリミテッド
1999年、本作の続編と呼ばれるシリーズがFox Kidsで放送された(日本ではトゥーンディズニーで放送、声優は同じ)。これは本作のシーズン5で結婚したピーターとメリージェーンのその後の世界(アース7831)を描いており、カウンターアースに巻き込まれた宇宙飛行士ジョンをスパイダーマンが探しに行くという内容だが、最後の結末が描かれないまま未完となっている。日本では本作のシーズン5が未放送であるため、ピーターとメリージェーンが結婚していることはあまり知られていない。このシーズン5の吹き替え版を製作するにも殆どのキャラクターの声優には既に鬼箱だったり、活動が全くなされていなかったり、既に引退している人物もいるため難しい可能性がある。
リバイバル版

マーベル・スタジオによる『X-MEN '97』が『X-MEN』のリバイバル版としてDisney+で配信されると発表された後、スパイダーマンも復活する可能性があるとジョン・センパーが述べている。2022年7月、センパーはこのことについて「この『スパイダーマン・アニメイテッド』にリバイバル版が実現するかは分からない」と言及している。

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • Spider-Man - IMDb(英語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: スパイダーマン (アニメ) by Wikipedia (Historical)

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