法円坂(ほうえんざか)は、大阪府大阪市中央区の町名。現行行政地名は法円坂一丁目および法円坂二丁目。
大坂城の南側に位置し、一丁目に難波宮跡、二丁目に国立病院機構大阪医療センターなどがある。
上町筋と中央大通の交点となる法円坂交差点および阪神高速13号東大阪線の法円坂出入口周辺の地域名としても用いられる。
近世には大半が大坂城代や京橋口定番の与力・同心屋敷地となっており、上町筋沿いが上本町1丁目・2丁目(当時)、同2丁目の西側が鈴木町と呼ばれ、鈴木町には大坂代官所が置かれていた。
明治以降は兵部省の所管となり、1879年5月に法円坂町へ改称された。近代には陸軍用地として利用され、歩兵第8連隊ならびに歩兵第37連隊の所在地として知られるようになった。
現行の住居表示が実施される1979年までは本町通以南を町域としており、現在の馬場町と大手前4丁目も法円坂町に含まれていた。
地名の由来には、かつて所在した法案寺(生國魂神社の神宮寺)の転訛や、浄照坊の開祖である法円がここに邸宅を構えていたなどの諸説がある。
2019年(平成31年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
国勢調査による人口の推移。
国勢調査による世帯数の推移。
2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである。
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