新御徒町駅(しんおかちまちえき)は、東京都台東区にある、東京都交通局(都営地下鉄)・首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)の駅である。
都営地下鉄の大江戸線と、首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレスが乗り入れ、接続駅となっている。都営地下鉄の駅には「E 10」、つくばエクスプレスの駅には「TX02」の駅番号がそれぞれ制定されている。
つくばエクスプレスの建設時は大江戸線の工事が先行していたことから、鉄道・運輸機構が大江戸線の建設主体である東京都地下鉄建設に工事を委託した。
大江戸線・つくばエクスプレス開業前の仮称はいずれも「元浅草」であった。
都営地下鉄大江戸線、つくばエクスプレスともに春日通り直下に島式ホーム1面2線を有する地下駅である。両線のコンコースが地下1階、大江戸線ホームが地下2階、乗り換え改札(TX管理)が地下3階、つくばエクスプレスのホームが地下4階に位置する。地上面からつくばエクスプレスのホームまでの深さは30.8 mであり、つくばエクスプレスの駅では秋葉原駅に次いで深い地下駅である。
大江戸線構内にはコンコースと大江戸線ホーム、大江戸線ホームと乗り換え改札階の間を連絡するエレベーターが、つくばエクスプレス構内にはコンコース - 乗り換え改札階 - つくばエクスプレス線ホームを連絡するエレベーターがそれぞれ設置され、バリアフリーが確保されている。
なお、つくばエクスプレスの駅の地下1・2階は躯体断面を大江戸線に合わせたため、天井が低く、小型の吊り下げサインが設置されている。一方で地下3階は階高が大きくなっている。
巣鴨駅務管区上野御徒町駅務区が管理する直営駅。蔵前駅寄りに留置線が2本あり、当駅始発・終着となる列車も運転されている。
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
2019年5月から、将来の8両編成化に対応するためのホーム延長工事が開始されている。
かつてはA2出入口のビルが首都圏新都市鉄道の本社事務所だったが2017年に移転し、現在は登記上の本店所在地となっている。
開業以来の1日平均乗降人員の推移は以下の通り(首都圏新都市鉄道を除く)。
開業以来の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
最寄りの停留所は「新御徒町駅前」である。都営バスと台東区循環バス「めぐりん」の「南めぐりん」「東西めぐりん」「ぐるーりめぐりん」が停車する。1番のりばが東上野一丁目2番、2番のりばが小島二丁目21番となる。都営大江戸線開業までは「元浅草一丁目」を名乗っていた。
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