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2013年の読売ジャイアンツ


2013年の読売ジャイアンツ


2013年の読売ジャイアンツでは、2013年の読売ジャイアンツにおける動向をまとめる。

このシーズンの読売ジャイアンツは、原辰徳監督の8年目(通算10年目)のシーズンである。

概要

球団タイ記録となる開幕7連勝を飾り、スタートダッシュに成功。その後、交流戦中の6月に2度、阪神に首位を明け渡したが、6月13日に首位を奪還すると、それ以降、1度も首位を譲ることなく2年連続35度目のセ・リーグ優勝を決めた。続くクライマックスシリーズも1997年以来16年ぶりにAクラス入りした広島に3連勝し、ストレートで日本シリーズ進出を決定。そして日本シリーズでは、この年球団創設後初のリーグ優勝を果たした楽天と対戦。第6戦でこのシーズンにおいてそれまで無敗だった田中将大にシーズン初黒星を付けることに成功したが、続く第7戦で敗れて2年連続の日本一を逃し、同時に星野仙一監督の胴上げを許した。また、この日本シリーズ期間中にOBでV9時代の監督だった川上哲治が93歳で死去した。

レギュラーシーズン

3月・4月

開幕第2戦の引き分けを挟んで、球団タイ記録の開幕7連勝でシーズンが始まった。その後も5連勝、2連勝、3連勝と順調に貯金を重ね、26日から4連敗したものの、3月・4月を貯金10とスタートダッシュに成功した。投手は、先発陣の杉内、菅野、ホールトンが3勝挙げ、その他の先発陣も2勝挙げて、チーム防御率も2.96と好調であった。また、前年から定着した山口、西村のリリーフリレーも安定した力を発揮し、山口が7ホールド1セーブ、西村が3ホールド10セーブを挙げた。打撃陣はチーム全体が好調でロペス、坂本が打率3割超えし、阿部とロペスが7本塁打、ボウカーが6本塁打、チーム打点が28試合で126と強力な得点力を発揮した。

5月

4月30日から月をまたいで5連勝したが、東京ドームの阪神3連戦で3連敗、横浜スタジアムの横浜戦の初戦敗戦で4連敗し、交流戦前のセ・リーグとの対戦を24勝12敗2分で終了した。交流戦に入ると3連勝、3連敗、2連勝、月をまたいで5連敗と連勝と連敗を繰り返す状況となり、5月を勝率5割で終了した。投手陣は、杉内が防御率4点台で0勝3敗、ホールトンが防御率5点台で1勝1敗と調子を落とした。野手陣はキャンプ中の負傷で開幕に間に合わなかった亀井善行が一軍復帰し、球団通算5500勝となる逆転サヨナラ打を決めた。チーム全体としては、3・4月に比べ調子を落とし、3・4月に2割6分台であったチーム打率は、2割4分台まで下がり、チーム打点も23試合で73と得点力がやや低下した。また、5日の東京ドームでの対広島戦の試合前に終身名誉監督の長嶋茂雄と巨人OBの松井秀喜の国民栄誉賞の授与式が行われた。

6月

5月から続く5連敗により、2日に阪神に首位を明け渡したが、翌3日に連敗を止め、阪神が敗れたため、首位を奪還し、そこから4連勝した。しかし、3日の敗戦以降、阪神も5連勝しており、9日の巨人の敗戦により首位が入れ替わった。だが、12日から巨人が5連勝し、再び首位を奪還した。交流戦を貯金3の3位、6月を貯金5で終了した。投手陣は、澤村、菅野、杉内が好調であった一方、内海が防御率5点台、先発3戦で2敗と不調であった。打撃陣は阿部とロペスが好調であったが、ここまでフル出場で打率3割を超えていたロペスが23日の中日戦で左脇腹を痛め、登録抹消となった。

7月

7月は6月30日からの4連勝で始まり、12日から対中日3連戦(ナゴヤドーム)で3連敗はしたものの、阪神との直接対決5試合で4勝1敗、26日から月をまたいで6連勝と好調をキープし、阪神との差を6.5ゲーム差に突き放した。投手陣は前月のチーム防御率2点台から3点台にやや調子を落としたが、打撃陣が好調でチーム打率を2割9分とした。また、怪我で戦列を離れていたロペスが26日から約1ヶ月ぶりに一軍復帰した。

8月

8月は20日から3連敗はしたものの、6日から引き分けを1つ挟んだ5連勝、24日から6連勝と好調をキープ、9日に優勝へのマジックナンバー39が点灯した。阪神との直接対決も4勝2敗でさらに阪神を8.0ゲーム差に突き放した。投手陣はチーム防御率を4点台とさらに調子を落としたが、打撃陣が前月に引き続きチーム打率2割9分と好調であり、1試合あたりの平均得点も5点を超えた。

9月・10月

9月6日から阪神との最後の直接対決3連戦を迎えたが、その3連戦を2勝1敗で乗り切り、セ・リーグ優勝を確実なものにした。7日にクライマックスシリーズへの進出を決定させ、22日の対広島戦(東京ドーム)の試合開始直後に、2位の阪神がヤクルトに6対7で敗れた為、この時点で巨人の2年連続35度目のセ・リーグ優勝が決定した。

チーム成績

セントラル・リーグ

交流戦

クライマックスシリーズ

日本シリーズ

個人成績

主な投手成績

  • 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手

主な打撃成績

  • 色付きは規定打席(447打席)以上の選手

個人表彰

  • 西村健太朗
    • 最多セーブ投手
  • 山口鉄也
    • 最優秀中継ぎ投手
  • スコット・マシソン
    • 最優秀中継ぎ投手

表彰

  • * 村田修一
    • ベストナイン
    • ゴールデングラブ賞
    • 月間MVP(7月、8月)
  • 長野久義
    • ベストナイン
    • ゴールデングラブ賞
    • 日本シリーズ敢闘選手賞
  • 阿部慎之助
    • ベストナイン
    • ゴールデングラブ賞
  • ホセ・ロペス
    • ゴールデングラブ賞
  • 菅野智之
    • セ・リーグ連盟特別表彰・新人特別賞
    • クライマックスシリーズMVP
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マツダオールスターゲーム2013

  • 選出選手及びスタッフ
  • 太字はファン投票による選出、※印は選手間投票による選出、▲は出場辞退選手発生による補充選手、他は監督推薦による選出。

できごと

3月

  • 3月8日 - 杉内俊哉が週刊誌で女性問題を報道されている件について、巨人の球団代表兼GMの原沢敦は杉内に対し罰金と厳重注意処分を科した

4月

  • 4月7日 - 阿部慎之助が対中日戦(東京ドーム)で、7回裏に小林正人から右前打を放ち、日本プロ野球史上113人目の通算1500安打
  • 4月9日 - 前日まで開幕から連勝記録を引き分けを挟んで球団タイ記録の7としていたが、対阪神戦(甲子園)で2対0で敗れ、今季初黒星で球団新記録ならず
  • 4月11日 - 対阪神戦(阪神甲子園球場)に0対3で敗れ、同カードでは史上初の3戦連続無得点(2敗1分)。4月7日の対中日戦の8回からの31イニング連続無得点は球団タイ記録
  • 4月12日 - 対ヤクルト戦(東京ドーム)の1回を無得点で、球団新記録の32イニング無得点。試合は2回にジョン・ボウカーの2ラン本塁打で無得点記録を止めた巨人が8対3で勝利
  • 4月16日 - 日本政府は終身名誉監督の長嶋茂雄と、元巨人、ニューヨーク・ヤンキースなどの松井秀喜に対し国民栄誉賞授与することを正式決定
  • 4月20日 - 山口鉄也が対広島戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)の7回から登板、2イニングを無失点に抑え、日本プロ野球新記録の通算154ホールド
  • 4月21日 - 阿部慎之助が対広島戦(マツダ)の7回表、中村恭平から本塁打を放ち、日本プロ野球史上38人目の通算300号本塁打を達成
  • 4月28日 - 小野淳平と広島の青木高広の交換トレードが成立

5月

  • 5月10日 - 対DeNA戦(横浜)で7回表の時点で10対3とリードしたものの、9回裏に多村仁志のサヨナラ本塁打で10対12のサヨナラ負け。7点差を逆転されたのは球団タイ記録。
  • 5月25日 - 対オリックス戦(東京ドーム)で3対2で勝利し、球団通算5500勝(3854敗305分)、日本プロ野球史上初

6月

  • 6月16日 - 内海哲也が対ソフトバンク戦(ヤフオク)でNPB通算100勝、史上131人目

7月

  • 7月26日 - 育成選手の星野真澄の支配下選手登録が公示、背番号は60

8月

  • 8月6日 - 内海哲也が対DeNA戦(郡山総合運動場開成山野球場)でNPB通算1500投球回、史上167人目
  • 8月13日 - 対DeNA戦の8回に高橋由伸が東京ドームでの球団通算2000本塁打
  • 8月15日 - 阿部慎之助が対DeNA戦で捕手として1500試合出場、日本プロ野球史上11人目
  • 8月25日 - DeNA対巨人戦(横浜)で、3回にホセ・ロペスが日本プロ野球史上初の球団通算9500本塁打
  • 8月31日 - 巨人対中日戦(東京ドーム)で村田修一がセ・リーグ新記録の月間46安打

9月

  • 9月7日 - この日、クライマックスシリーズ進出が決定、CSが導入された2007年以降7年連続で今季両リーグで初
  • 9月19日 - 山口鉄也が対中日戦(ナゴヤドーム)で自己のNPB記録を更新する6年連続60試合登板
  • 9月22日 - この日、2位の阪神がヤクルトに敗れた為、2年連続35度目のセ・リーグ優勝が決定
  • 9月26日 - 西村健太朗が対ヤクルト戦(神宮)で球団新記録のシーズン42セーブ

10月

  • 10月1日 - 辻内崇伸、岸敬祐、林羿豪と、育成選手の松冨倫、渡辺貴洋に戦力外通告した事を発表
  • 10月2日 - 古城茂幸が今季限りでの現役引退を発表
  • 10月3日 - 二軍の打撃コーチの岸川勝也とバッテリーコーチの野村克則の今季限りでの退団を発表
  • 10月17日 - セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージの第1戦、巨人対広島戦(東京ドーム)で菅野智之が3安打11奪三振の内容で、セ・リーグCS史上初の完投、完封勝利。スコアは3対0
  • 10月18日 - セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージの第3戦(東京ドーム)は巨人が広島に3対1で勝利し、4勝0敗で日本シリーズ進出決定。セCSのMVPは巨人の菅野智之が選ばれた
  • 10月23日 - 高木康成と野間口貴彦を自由契約を通知した事を発表
  • 10月25日 - NPBは今年のドラフト会議で巨人から育成2位で指名された大阪経済大学の長江翔太がプロ志望届を提出していなかった件について、日本学生野球協会が退部届を受理していたことを確認できたので交渉権が確定したと発表
  • 10月26日 - 楽天との日本シリーズがKスタ宮城で開幕。試合は2対0で巨人が勝利
  • 10月30日 - 日本シリーズの第4戦(東京ドーム)、6対5で巨人が勝利。また、試合前にはこの日に死去した事が判明した元巨人監督の川上哲治への追悼の黙祷と、喪章がつけられた

11月

  • 11月2日 - 日本シリーズの第6戦(Kスタ宮城)が行われ、巨人が4対2で楽天に勝利し3勝3敗のタイとした。
  • 11月3日 - 日本シリーズの第7戦(Kスタ宮城)が行われ、0対3で楽天に敗北し3勝4敗で日本シリーズ敗退。
  • 11月4日 - 谷佳知と高口隆行に戦力外通告したことを発表、また髙橋洸を自由契約にした事を発表
  • 11月8日 - 来季のコーチ陣を発表、戦略コーチの橋上秀樹が打撃コーチ、打撃コーチの江藤智が二軍打撃コーチ、後藤孝志が二軍育成コーチにそれぞれ就任
  • 11月12日 - 髙橋洸、荻野貴幸、和田凌太、成瀬功亮と育成選手として再契約したことを発表
  • 11月15日 - 市川友也の日本ハムへのトレードが発表
  • 11月25日 - 広島をFAの大竹寛が巨人移籍を表明
  • 11月26日 - 中日は巨人からFAの小笠原道大の入団を発表
  • 11月26日 - 中日を戦力外となった井端弘和との契約の合意を発表
  • 11月26日 - 大田泰示の背番号が55から44へ変更

12月

  • 12月1日 - 西武からFAの片岡治大が巨人への移籍を表明
  • 12月2日 - 中井大介の背番号が61から36に変更
  • 12月2日 - 10月に死去した元巨人監督の川上哲治のお別れの会が東京都内で開かれた
  • 12月18日 - 以下の選手の背番号の変更を発表。香月良太が17から13、今村信貴が65から45、越智大祐が22から67、河野元貴が95から53、辻東倫が93から65、横川史学が36から51にそれぞれ変更。また支配下登録から育成となった高木康成の背番号が13から001、野間口貴彦が45から003、髙橋洸が007に変更
  • 12月20日 - 新外国人選手のクリス・セドンとの契約の合意を発表
  • 12月25日 - 広島はFAで巨人に移籍した大竹寛の人的補償に一岡竜司の獲得を発表
  • 12月28日 - 新外国人選手のレスリー・アンダーソンと契約を結んだことを発表

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの支配下選手・育成選手の登録・抹消について記述する。なお、抹消の去就は、球団職員又はスポーツ関係・芸能関係の職業に転身した場合等、去就が公のものとして扱われるもののみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。また、退団区分は自由契約・任意引退・詳細不明である場合については、記載しない。

シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕後から本シーズン終了までの入退団について記述する。

選手・スタッフ

試合結果

ドラフト

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2013年の読売ジャイアンツ by Wikipedia (Historical)



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